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行きずりの大学生と、苦労して、世界文化遺産であるピラミッドに深夜、登頂成功!肌寒かった、頂で、念願のカップラーメンにて乾杯! 時まもなく暁、コーラン響くギザの街、高さ165mから感じた幻想的なその眺望、その空間と時間、そのまま天へと解脱できそうな程の衝撃がありました。
この感動は、バックパッカーにしか味わえないでしょう。
一人旅を続けているとき、一日一度?いや、どれぐらいだったのだろうか?自分の感じたことを、誰かに話せないと、ちょっと気分がマイナーになりがち。
そんな心を癒してくれるのが、自分の場合、夕陽だったような気がする。真っ赤な大きな夕陽を求めて、ロシア・北欧・中欧と出会うことができず、イベリア半島最西端の、夕陽の名所SAGRESに行っても、やっぱり夕陽と出会えない。そんな、なんかやりきれない、日を重ね、RISBOAのBERENの塔で海を眺めていたとき、思いがけず、突然に、大きく真っ赤な夕陽がやってきた。写真もしばらく撮っていなかった、そんな自分が、久々に狙って撮る場面がやってきた。そんなにたいした写真はないだろうと思っていたけど、思いがけず夕陽にアーチを描くように、鷗がいてくれました。もう一度撮ってみろといわれても、もう撮れないような気がします。そんな、大好きな一枚です。
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